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 個人鉄道員


1984318日~325 全3ステージ

 第3回公演。
 私にとって萬年氏の台本で板の上にあがった最後の芝居である。
 だから想い出深い作品である。もっとも、これが最後になるとは、その時は思っていなかった。いつになるかはわからないが、次の機会があると漠然と思っていた。
 私が頂いた役は「せむし男」だった。重厚で不気味な謎めいた男。出番のわりに目立つ役……美味しい!
 公演が近づいたある日、萬年氏は私にさらにご褒美をくれた。「せむし男」とは別のキャラクタを急遽、書き加えてくれたのだ。
 「ひまわり」。これが追加キャラだった。顔の周りに大きなひまわりの花びらを付けて登場し、花占いで花びらをむしられてしまう役……これまた美味しい!
 あまりにも美味しすぎたせいか、芝居のストーリーは全く思い出せない。
 どんなお話だったけ……。


(文:常山信樹)


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